6月30日の映画“美味しいごはん”
上映会にお越し下さったみなさま、
ありがとうございました。
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「はじめの一歩」というのは、
なんとも言えないものがありますね。
これまでにも、
たくさんの「はじめの一歩」がありましたが
はじめて本を出版したときのことを
ひさしぶりに思い出しました。
はじめての本のタイトルは、『いのちのごはん』
今でこそ、 この言葉は
ゆにわを表すひとつの代名詞となりましたが
当時(10年前)は、
「なにそれ?!」と、思われた人も多かったでしょう。(笑)
この本では
私の人生を変えた“おむすび ” を握ってくれた
塾長先生のことを、前(公)に出さないようにしたかったので
“北極老人”と書くことにしましたが
「そんな人、本当にいるの?」
「なんか怪しくない?」
と、疑いの目で見られることもあったり(笑)
わたしが塾長に教わったことをベースに本を書いたことで
「塾長の存在がよくわからないから
ちこさん自身が語っているように書いたほうがいい」
という声も頂きました。
けれど、
22歳の若造があの内容を自分で気づいて本に書くなんて
むしろ、そのほうが不自然に思えたので、
師匠“北極老人” から教わったことを伝える
という、事実にそったスタイルにしました。
また本の中で
「気(プラーナ)」とか
「活力素」といった言葉を使うと
スピリチュアルな要素が強すぎると言われて
出版関係の方々から、たくさん指摘があったり。
けれど、世間の目に合わせて、ありきたりな表現にするなら
自分が書かなくたって世の中に類似したものがあるから
本を出す必要がないよね、と思ったんです。
みんなタブーを避けて、あやふやにするから
本当に言いたいことが言えなかったり
問題の本質に切り込めなかったりする。
そこにある目に見えない壁を突破しないと
今の世の中や、生き方に疑問を持っている人の心には
決して届かないと思ったから、誤解を恐れず
本当に書きたいことを書かせていただきました。
自分がやるべきことってなんなのかを考えた中での結論でした。
それでも、まだまだ書けないことは多いけど(笑)
本を出版して、矢面に立つ以上は、
そういった逆風にさらされるということは
ぜんぶ、想定の範囲内でした。
なので、
「妥協するくらいなら、本、出さないです。
本音を書かせてくれる別の出版社を探したいです」
と言って、この本の構成について何度も確認しあい
塾長先生や、社長、小田さん、他にもたくさんの方のお力を借りて
ようやく完成したのが『いのちのごはん』でした。
自分が信じて突き進む道を
本の担当者さんにもご理解いただき、
その後もトークショーとなるといつも顔を出してくださったり
活動を応援してくださっているので
本当にありがたく思っています。
なにか言われて、いちいち心が折れていたら
きっと今のような関係も生まれなかっただろうなぁと
感じます。^^;
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でも、あえて、その道を通ったからこそ、
見えたことがありました。
『いのちのごはん』を読んで
「感動した」
と熱い想いを受け取ってくださった方とは
ものすごく深いつながりができたのです。
今いっしょにいるスタッフの中には
この本をキッカケにゆにわを知った人が多く、
その当時からつながっているお客さまとは
いまも非常に濃い関係です。
『いのちのごはん』によって繋がりができて
ともに生きるようになったという人がたくさんいた。
これは本当に、大きな財産となりました。
そう、そういう内容なんです。
『いのちのごはん』って。
わたしとわたしの仲間たちの
濃密な日常と、深い繋がりを描いている本。
そこに共感してくれた人が
今、家族のようにともに人生を歩む、
仲間になったのです。
今になって振り返ると、
あの本は、未だ見ぬ「未来の仲間」に向けた
メッセージ本になっていたのだなぁ、と思います。
はじめて読んだときは
「よくわからない」と言っていた人が
数年経ってから
「すごいことが書いてあるって、気がついた」
「8年前に読んでから、価値観が変わっていった」
といって会いに来てくださったり。
そんなことが、今もなお続いています。
もし、あの出版のとき
衝突をおそれて遠回しな表現をしたり
聞こえのいいことしか書かなかったら
そんな出会いは生まれなかったと思うんです。
(うちの兄のお嫁さんも『いのちのごはん』を読んで
ゆにわに来たことがきっかけでくずはに引っ越して来た人なのです。
え、つまりは、本が出てなかったら兄とは出逢ってないし、結婚してなかったってこと?!笑)
そんなこんなで、
この一冊『いのちのごはん』ができてから
自分たちが発信するものについて
常にブラッシュアップすることを目指してきました。
10万部のベストセラーとなっている塾の本
『大逆転勉強法』(中経出版: 柏村真至、村田明彦、武田康)
をはじめ
わたしもこの12年で
『きずなのごはん』(青春出版社:ちこ)
『神様ごはん』(サンクチュアリ出版:ちこ)
『開運ごはん』(神宮館:ちこ)
『ごはんのひみつ』(PHP出版社:ちこ)
『福ふくごはん』(宝島社:ちこ)
『暮らしとごはんを整える。』(主婦と生活社:ちこ)
・・と8冊の本を出版させていただき、
仲間も続々と本を出していきました。
羽賀ヒカルの『神社ノート』
古閑みのりの『神様に愛される一杯のお茶習慣』
万福たけしの『あなたの中の神様が目覚める奇跡の神体法』
・・・・ete
こうして繰り返しているうちに
見えてきたもの
つながったもの
があり、また新たな世界へとご縁をいただいてきました。
その中での、初の映像作品。
『いのちのごはん』のように
まず0から1を作るという作業で
右も左もわからない中
映像を作るための仲間づくりから始めて
やっと完成させたこの作品。
映画『美味しいごはん』。
正直なところ、
諸事情もろもろあって
編集作業がまともにできたのって
ここ数ヶ月だけだったんです。
編集は外注していたのですが
わたしたちの思いや、ゆにわの歴史を
どのように表現すれば伝わるのか
なかなかその答えが見つからず
紆余曲折をくりかえして
最終的には、
わたしたちの会社(グレイトティーチャー株)の
メンバーも力を合わせて
みんなでやるしかない状況に追い込まれていきました。
映像に関係ない部署も各自の持ち場を守りつつ
「自分ごと」として受け止めて
もう死ぬ気で、できる限りの協力をして
完成に至ったのは、なんと上映前日。
「ごはんはひかり」
このメッセージをストレートに伝える内容に仕上がりました。
また同時に、その「ひかりのごはん」を作っているのは
わたし一人の力ではなくて
わたしを取り巻く多くの人の関係性によって
ゆにわのごはんができている。
そのつながりを、表現した作品になっています。
公開直前まで制作にかかりましたが、悔いはなく
今までにない新しいものが出来たと思っています。
(7月7日も、こちらを引っさげて向かわせていただきますね。)
****
でもでも、
撮影日数は400日近くに及びましたから
実は今回の映画で使えなかった映像がたくさんあって、
ゆにわの日常を映した1000時間を超える映像が
まだ、眠っているのです。
自主上映をしてもらうには
これらの映像を使ってもらったほうがいいと話し合い
実はいま、
「美味しいごはん バージョン2」!!
を作ろうと動いてます。
自主上映してくださる方には、
両方のバージョンを使っていただけるようにしようと
急ピッチで進めています。
(出来上がり次第ご案内します)
・・・・というわけで
ほんとうにこれがスタートであって
さらに加速していくための
一本。
自主上映をしてくださる方も含めて
このわたしたちの挑戦に快く
付き合ってくれる仲間たちと
歩みを止めることなく、進んでいきます。
いつも応援ありがとうございます。
まだまだ終わりませんよ。
ここからです。
ちこ
【まぼろしのディナー】
- 7月14日(土)
- 7月15日(日)
- 7月16日(祝)
- 7月20日(金)
- 7月28日(土)
【ゆにわの赤飯】
運気の切り替わる1日。
おめでたい赤飯を食べてお祝いしましょう!
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