今日から自分を愛せるごはんの話~自己肯定感を高める食べ方~

料理は幸せのツール!
開運料理人ちこです。

今回は、自分を愛するというテーマでお話ししていきます。

作家であり元医療ジャーナリストの石川真理子先生をお招きした対談になっています。

  • 自分をなかなか好きになれない人
  • 自分を愛せない・認められない人
が変わる方法は、とてもシンプルで誰にでもできることをお伝えしていますので、是非見てみてください。

今の世の中って、本当に自己肯定感やセルフイメージがとても低かったりして、自分のことを認められない・なかなか愛せず、一歩が踏み込めないというお話をよく聞きます。

わたし自身も、自分に対する自己肯定感が本当に低くて、自分が愛せない・本当に自分のことが嫌だった時期がありました。

それがどういう風に変えていったかというと、食事からなんですよね。


食事がまともにできるようになってから、自分自身(自分の考え方とか、思い方とか、人に対する意識)が本当に変わっていきました。
  • 自己肯定感を上げるためにどうしたらいいか
  • 自分を愛するためにもっと自分が好きになれる自分になろう
  • 自信を持つような何か力をつけよう
みたいな考えって、昔はすごくあったんですけど、日常の中の自分の口に入れるものから変えることで、わたしは自己肯定感がすごく高まったというか、自分をちゃんと愛せたり、大事にしようって思えたり、それがまた目の前の人を愛するっていう行為なんだなっていう、いろんなことに気づきました。

自分を愛することが食事にどのように影響してるのかをお話ししています。

それではどうぞ!

自分を大切にする方法

石川真理子
石川真理子
ご自分のことをね、大事にできていない人が多いのがとても残念でね。

自分のことを大事にしてくださいって、いろんな人がおっしゃるんです。

私も言ってたんですけど、どうやって大事にするのか、生徒さんに伝えてなかったなって、ある時気が付いたんですね。

実際「じゃあ自分を大事にするってどういう風にしてたのか?」って言われたら、わかってないんです、私も。


ただ、自分で食べるおみおつけなんかは、そうやってとっても丁寧に作ってたんですね。

今日は特別丁寧に作ろうという時は、もっと丁寧にやります。

結果的に、それが自分を大事にしてたことなんだ、って。
ちこ
ちこ
自分の食事を、自分で大事に出来るようになったときに。
石川真理子
石川真理子
そうなんですよ、だから「自分を大事にしてね」「自分本位でいいんですよ」と言うと、なんかわがまま放題していいみたいに取り違えちゃう人がいるから、ここをどうしたらいいかなっていうのは私もすごく悩みどころだったんですけど。

あるときこうやって自分のために一つ一つの事を丁寧にやることが、自分のこと大事にしてることだったなと思い立って。

それからは皆さんにお勧めしてるんですね。
ちこ
ちこ
自分の一食を大事にできていくことって、シンプルだけど本当そうだなって、わたし自身も本当にそこがスタートだなと思います。

自分の食事を大事にできるようになって初めて、人のごはんを作れるようになっていったと思うんですよ。

人のご飯が作りたくて始めたわけでは正直ないんですよね。

先生に作ってもらった塩おむすびとか、お茶とか、そういったことに感動して、自分が元気になって。


その後、自分の食事が大事にできるようになった先に、「ゆにわ」をやるって話になって、人様に作らせていただけることになっていって。

今でもやっぱり作らせてもらう上で、前提なのは、自分のご飯を大事にできてないと、わたしは作る資格はない、って凄く思っているので。

でも飲食業って、本当に逆なんですよね。

わたしもいろんな飲食店でアルバイトしたんですけど、人様にご飯を作る仕事だけど自分の食事は本当に疎かになってしまいがちなんですよ。


もう酷い環境で食べていたり、あまりものが悪いままで食べているというか、本当に美味しくなって食べているわけじゃなくて。

お客様ですごい使いまくった油で、ものすごい酸化した状態で揚げるとか。

体に重そう、悪そうみたいなものが、まかないで出たりとか。

そういうふうになるのをずっと見てたので、この働いている人たちも、きっと食事に多分興味があったり、好きでこの仕事を始めたんだろうけれど、一番食事が大事にできない。


人がご飯を食べている時間は、自分たちは食べれないので、食べる時間もめちゃくちゃ早いか、めちゃくちゃ遅いかになっちゃうので。

それで、わたしは飲食業って将来やりたくないって、学生の時すごく思ったんですよ。

好きなんですけどね。
楽しいんですけど。

まさか自分が今やるとは本当に思ってないんですけど、やっぱりルールですよね。

先生からは、まかないを疎かにしないことって言われていて。


やっぱり今でも毎日、痛感していることというか、感じることですね。

だから、繋がりますよね。

自分を大事にするって何なんだろうっていうことは、自分の食事を大事にするところからなんですよね。
石川真理子
石川真理子
人生と繋がってないと、そうなっちゃうんじゃないですかね。

1日1日が人生というのは、もう私は身にしみて教えられたんですけれども。

やっぱりその1日に食べるごはんですよね。

1日のご飯はその日の人生を作るもので、その日の自分を創るものですよね。

その積み重ねの上に、やっぱり人生って一歩一歩ができていくから。


見失うのはやっぱりそこじゃないですか?

仕事になっちゃって、人生になってないとかね。

昔はそうじゃなかったですよね。

すごく頑固な板さんのところなんかは、まかないすごく丁寧で。

老舗の板さんなんかはそうでしたよね。

お客様に出す以上は、自分でちゃんと、まず自分で先に、っていうのがありましたよね。


これはお母さんのすることなんですよ。

だって子供とか、旦那さん、家族にご飯を作るお母さんが、自分が味も見ないで、悪くなってないかも確認しないで、家族に出すってできないでしょう?
ちこ
ちこ
できないし、しないで欲しいですね
石川真理子
石川真理子
だから本当に食って、天照大御神様がまず稲穂をお渡しして、って原点から。

これ、お母さんの心でしょ?

みんながよく育つように、というお母さんの心を、私たち日本人って、お米と一緒に五穀のものと一緒に頂いてるから。

自分を大事にする先には、ここがないと。あった方がいいですね。

そこまで落とし込んで繋がっていくと、次の段階には疎かにできなくなる。


それは頂いたものだから。

だから「いただきます」って言うでしょ?

「いただきます」とは

石川真理子
石川真理子
お食事おあがりになるときに、みなさん最近「いただきます」って言わない方がいらっしゃるのね。

突然食べ始めるから、びっくりしちゃうんだけど。

「いただきます」って言葉だけじゃなくて、動作でやってみると分かるんですよ。

動作で「いただきます」ってどうなります?


これは合掌ですよね。

「いただく」っていうのは、「頂」から来てるから、要するに自分より高いところなんです。


これが頂くの姿勢なわけですよ。

これが言葉になってるのが「いただきます」なんですよね。
もたらされたものなんですね。

なんでこんなに上に上がってるかというと、尊いものだからなんですけど、なんで尊いと思います?

天から授かったものって何でしょうか?

命ですよね。お米だって。

だからこうなわけですよね。


今は言葉だけになっちゃってるし、その言葉も言わなくなってるから、「いただく」ことが、何を意味しているのかが、もうわかんなくなってるんだけれども、こうやってちゃんと原点を探っていくと、こうだったんだと。

昔の人達は、捧げものをこうやって「いただきます」と神棚から一回捧げて、それを下ろしていただくわけだから、だから天から賜ったということは、命なんですよね。
こがみのり
こがみのり
食事にしても、その作物や動物の命をいただくことで、自分の命が生きながらえていく。

一つひとつを丁寧に

石川真理子
石川真理子

やっぱり一つ一つのことを丁寧にしていってみるって、原点をたどってみて、こういうことだったのかっていうのが分かると、ただ丁寧にするだけじゃなくてね、わかった上ですると、なお一層入ってきやすいですよね。
こがみのり
こがみのり

ほんとそうだと思います。

わたしが言うのも何なんですけど、美味しいごはんを丁寧にいただきたいと思います。
ちこ
ちこ
一食一食が改めて大事だなってことを、見てる方にも伝わるお話だったなと、本当思いますね、改めて。
石川真理子
石川真理子
私もそうですけど、現代人って本当に忙しいので、わたしは3食ちょっと多いなと思ってるんですけど、2食なんですよね。

1日1回でいいから、例えばお昼でも、夜でも、朝でもいいんですけど、1日1回のご飯を丁寧に頂いてというふうにすると、これだけでもずいぶん違うと思いますね。

色んな事やっていかなきゃいけない、今すごく変化のスピードが速いので、それについていくっていうよりは、流れがそうなっちゃってるから、しばらく続きますから、一回でいいからお食事丁寧にいただくというね。
ちこ
ちこ
時間があるわけで全然心のゆとりも変わりますしね。
石川真理子
石川真理子
作って、頂いて、1時間弱って思えばいいんですよ。

時間に決めちゃうと、40分~60分以内って考えると、1日のうちのそれぐらいいって思えば、そんなもんなのかと。

お片付けも合わせてね。

そうやって考えていくと、あまり凝ったものは作れないなとか、いろんなことがわかるわけなんですね。

それで私はいつもシンプルな一汁一菜でもいいなというね。
ちこ
ちこ
一汁一菜って1番散らからないですよね。

油もの使わないし、本当に洗い物も簡単ですしね。
石川真理子
石川真理子
そうなんですよ、基本なので舌が育っていくし、すごくいいと思います。
ちこ
ちこ
日常でできることが、一食のあり方が変わるかな、と思います。

まとめ

いかがでしたか?

私が飲食店をやっている理由も、体感できる場所を作りたいからですね。

なので仲間と一緒にこうして長く続けています。

本当にありがたいことに、皆さんに来ていただけるようになりまして、いろんな方とも話を聞くんですけれども、本当に食事って大事だよって言われても、なかなか体感できない。

頭では分かるけど、とか、本とか誰か伝いに聞いて知ってはいるけれど、その一歩が踏み出せなかったり。



体感していないので、「本当なのかな?」というところで、優先順位がなかなか上がらない。

日常を生きていると、あれも大事これも大事って思っている中で、食事が大事と思って生きていくことの体感ができる場所ですね。

それを作りたくて、ゆにわというお店・飲食店をやっています。

実際に体感された方は、「全然違った」とか「50年間生きてきて、これからどういう風に食べていけばいいのか、すごく分かるようになりました」とか言っていただくことが本当に多くて。


お子さんに食べさせていくご飯が、どういうご飯であればいいのか?とか、本を読んでも、いろんな人の考えを聞いても、自分の心まで納得できてなかったり、やってみようっていうところまで動けないっていう方も、たくさんいらっしゃるんだと知って、ますます自分たちの役割を感じるようになっています。

なので、是非ですね、大阪の枚方市楠葉で、わたしたち
  • 御食事ゆにわ
  • べじらーめんゆにわ
  • 社員食堂ゆにわ
と「ゆにわ」というお店をいろいろやっていたり、

東京にも1店舗、「白金ゆにわ」というカフェスペースでも、何か食べるものを通して体感していただける場所を、大阪と東京に作っていますので、是非来ていただけたらなと思います。

私の動画では、いろいろな料理の作り方や、こうした食べ方をお伝えしています。

基本となる動画「開運料理3つの約束」というのがありますので、こちらも是非見てください。


最後までありがとうございました。

この動画が良いと思った方は、高評価・チャンネル登録をよろしくお願いします。

料理は幸せのツール!
開運料理人ちこでした。

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